ホーム > 詩人の部屋 > 安曇の部屋 > クセ

安曇の部屋


[12] クセ
詩人:安曇 [投票][編集]

イタズラに頭をなでる
あなたのクセが私の心を締め付ける


あなたとはただの友達
だけど期待しちゃうよ


二人きりの帰り道


私の鼓動が激しく動き
全てがキラキラ輝き出して


ねえ、好きなんだ
本当は好きなんだ


考える時に眉毛を掻いて

照れると赤くなる耳

私よりも空に近いあなたの髪が光に揺れる事とか

あなたの仕草全てが愛しくて


ねえ、抱き締めて
きつく抱き締めて

こんなことを、いつも思ってる


あなたにふれたいの


あなたといると
太陽の下にいるみたいにぽかぽかで

自然に優しくなれるんだ
でも



ねえ、やめて
そんなに優しくふれないで

もっともっと好きになる

もっともっとふれてほしい

もっともっと期待しちゃう




イタズラに頭をなでるクセのあなた


あなたのカバンをそっと握って
あなたの隣に歩くのが
私のクセ

2005/03/06 (Sun)

前頁] [安曇の部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -