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安曇の部屋


[142] 雲の世界
詩人:安曇 [投票][編集]

帰り道で近道に

霧が深く覆われて

まるで

雲のなかの迷子



車のライトが霧を照らし

目の前が白に包まれる



ふわふわ雲のなか

もしも
雲の世界があるのなら

きっときっと
こんなふう



流れる風に身をまかせ

ふわふわ
雲と共に流れいく



暗やみに雲の世界



もしも
雲の世界があるのなら

きっときっと
こんなふう



2005/11/04 (Fri)

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