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安曇の部屋


[198] 鎧は重い〜君の痛み〜
詩人:安曇 [投票][編集]

君は重い鎧を身につけ
いつも一人離れた場所で
懸命に壁作ってた


優しさとか
暖かい日差しとか

見ないふりでかむしゃらにいつも壁を作ってて


君は
黒い波で溺れてきた過去に縛られて
陸にあがってからも
鎧が手放せなくなってたね


涙とか
笑顔とか
気付かずに


ただ自分を守って


『ここでいい。』

期待の仕方を忘れてしまった君に
僕は何も出来なくて
    ごめん。




君の鎧を軽くしたいのに

壁なんか作らせたくない

そんな顔させたくない


  ゆっくりでいい。

僕のこの手に気付くまで

ずっとずっと握り続けるから


2006/01/23 (Mon)

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