なぜだろう
夜が優しく感じる
私の肌にじんわり馴染んでいく夜の風
右手は穏やかで
時々、涙が込み上げてきそうで
愛しさが胸に溜まると
こんな気持ちになるって
誰かが言っていたけど
私は今
愛しさが胸にたくさんたまっているのかな
さっきまで、あなたが握ってくれていた
私の右手は
もう、あなたの温度を恋しがっている
そう、私はあなたが恋しくて
恋しくて、愛しくて
何気ないことにもあなたを思い浮べてしまう
ねぇ、夜が優しく感じるのも
あなたが恋しいからだと思ってしまったよ
2006/04/02 (Sun)