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安曇の部屋


[281] ゆるぎないこと
詩人:安曇 [投票][得票][編集]

くらくら
世界が回っていても


ゆらゆら
世界が揺れていても


ざあざあ
世界が泣いていても


きっと、
あなたは私を見つけるでしょう




小指の紅い糸は


私にも

あなたにも

誰にも見えないけれど


繋がっていて


いつか、
あなたに逢える時がくるでしょう




どんなに
世界が回っていても


どんなに
世界が揺れていても


どんなに
世界が泣いていても




それだけは、


  ゆるぎないこと。

2006/05/26 (Fri)

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