詩人:安曇 | [投票][編集] |
とろりと
甘く愛しいお酒
小さいガラスのコップに注ぎ
キラキラ優しく輝けば
今日も私を酔わせてくれる
私の魔法の飲み物
涙流して、
部屋で独り明日に嫌気をさした
こんな夜は
とろりと
甘い誘惑に誘われる
毎日飲むと体に毒だよ
と、あなたは言うけど
とろりと
甘い色で私を魅了してくるから
ついつい、
今日も飲んでしまうの
とろりと
甘く愛しいお酒
このまま、溶けてしまいたい
このまま、流れてしまいたい
このまま、酔いにのまれたまま
気づけば、また朝が来て
とろりと
甘く愛しいお酒に背を向ける
いってきます。
夜になるまでしばしの別れ。