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安曇の部屋


[291] 大人のつもりでいた私
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堪えていた涙が流れた


悲しい、だとか

苦しい、だとか


言えずに我慢と押さえていた想い


やっと流れた涙と共に




心の中がからっぽになる


一瞬だけでも
からっぽになった




いつの間にか
何かを我慢してて


いつの間にか
何かに耐えていた




大人のつもりで歩いていたけれど


結局私は、
まだまだ子供だった。




堪えていた涙が流れた


からっぽになった


心にまた、入りきれないくらい


何かが堪るだろう

2006/06/09 (Fri)

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