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安曇の部屋


[301] 仮面ライダー
詩人:安曇 [投票][編集]



  ライダーキーック




真剣に、あなたは

どれだけ

仮面ライダーが格好いいか私に説明してくれる。


凄いね、なんて空返事

あなたには通用しなくて


何回も、飽きずに話す

しかも動作付き。




暑い日には、汗をかきながら


寒い日には、小刻みに震えながら


毎回、真剣に

私に説明してくれた。


別に、頼んでないけど


あなたが、あまりに真剣だから

私は何にも言えなくて

ただ、聞いていた。




『お前には、

俺の好きなものを

好きになってもらいたいんだ』


いつも、最後に言う言葉を聞きたいから


ただ、聞いていた。




今だに、

仮面ライダーの格好よさはわからないけど


けど、


案外、好きになっている。

2006/06/29 (Thu)

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