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安曇の部屋


[406] 迷走
詩人:安曇 [投票][得票][編集]

旅に出たノートは
今頃どんなものを見ているのだろう。

旅に出たペンは
今頃どんなことを書いているのだろう。


夜を着飾った空を見上げて
柔らかく光る月はどこにいきたいのだろうと
呟いてみた。


街灯のスポットライトを浴びているキミは
とても綺麗で。


明るい空で薄く、
ただ確実にそこにいる月のように。


僕の恋は、薄く目立たないが。
確実にここにいる。


街灯がまるでスポットライトのようにみえてしまうほどに

2010/04/30 (Fri)

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