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安曇の部屋


[429] ふゆのおもいで
詩人:安曇 [投票][得票][編集]

ただただ、走ることしか出来なかった

どうにもならないとわかっていたのに

走ることしか出来なかったあの日


私が泣いたのは、転んだからではなく

どうにもならないとわかっていたからでもない



本当なのに

本気なのに



私は、ただ走ることしか出来なかった。


今日みたいに風がとても冷たい日でした。


今もまだ、忘れられずにいます。


2011/02/22 (Tue)

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