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安曇の部屋


[444] 育むということ
詩人:安曇 [投票][得票][編集]

あなたと出会ってすぐは

私は不安の服をがっちりまとい


嫌われたくないと

いい子ちゃん仮面を脱げずにいました



あなたはいつも

せかすわけでもなく

せめるわけでもなく


私を包んでくれていました




周りがどうとか

普通がどうとか

そんなことに振り回されていた私を



ゆっくり、ゆっくりと

包んでいてくれました



それぞれの形があって

私だけの服があって

あなただけの愛があって



いちまい、いちまい

不安の服をぬいで


すこしずつ、すこしずつ

いい子ちゃん仮面をずらして



今は不安の服も
いい子ちゃん仮面も

捨てちゃいました




あなたに出会えたことは

私の一番の奇跡で

一番の運命です





恥ずかしくて言えないけど

これは本当だよ


2011/09/11 (Sun)

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