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安曇の部屋


[446] 声を失った少女は
詩人:安曇 [投票][得票][編集]

声を失った少女は


想いが伝わらずに


泣いたり、困ったり

時には怒ったりしました。


それでも自分の想いが伝わってくれません。


少女は最後に

にこにこと笑い出しました


想いが完璧に伝わることはなかったけれど


あの人も


にこにこと笑ってくれました



これでいいや、と


少女はまた笑いました



笑顔がいいや、と心が暖かくなりました。

2011/10/13 (Thu)

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