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安曇の部屋


[5] お風呂
詩人:安曇 [投票][編集]

僕がこんなに冷えていたと、気付かされたお湯の中
温いお湯で痛む足先


僕はこんなに冷えていたのか


笑顔でいれば、元気でいれる。と、誰かが言っていた


笑顔も涙も流せぬ程に、冷える痛さを知る


雪に埋もれた花のように、僕は春を心待ち
冷たい雪に邪魔をされ、日差しをうけられぬ花


嗚呼、どこまでも冷えていく


いつのまにか温いお湯と同じ温度に


温かいことが幸せ


きっと人は知っている


温かいことは幸せだと

2005/02/16 (Wed)

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