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月の部屋


[2] しろくろ
詩人: [投票][編集]

静かになった 部屋を眺めた

まっしろな天井 壁

あるのは 使ってない安物のパイプベット

まっしろな シーツ カーテン

固まったままの 足が不意に力が抜けて

崩れ落ちる

そしておかしさが こみあげてくる


いまさっき きみがいたのに いまさっき このあしがこわれれば きみが てを さしのべてくれた かもし れないの に

キレイになりたくて
まっしろで揃えた

だけど そんなの無駄で

現にきみは いない


きみは まっくろな街へ行った

ぼくは 日が落ちて まっくらに染まろうとしてる部屋に 一人


かなしいことに そ れだ けが おそろい になっ ちゃった


2005/02/20 (Sun)

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