詩人:野章庵B | [投票][編集] |
君はボクの光だって言う人がいる。
今ボクを照らしている光は…
ボクにふりかかるほど
ボクにさわるほど
近くにある。
でも、その光はどこからさしてるの?
それは、考えもおよばないほど遠いところからだよ。
今ボクを照らしている光は…
ボクが目を開けられないほど
ボクが手をかざしてしまうほど
強く放っている
でも、その光はどこにあるの?
どんなに手を伸ばしても触れることが出来ないよ。
君はボクの光だって言う人がいる。
あんなに遠くって
触れることも出来ない光
君はボクの光だって言う人がいる。
光にならなくていい
光らなくたっていい
君はしっかりとボクの見える隣にいて
君の頬に触れられる距離隣で
やさしく笑ってくれたら、それがボクだけの光になる。
ボクだけの光になって。