詩人:黒 | [投票][編集] |
にやけ面はペテンの関係者
服装も顔も態度もみんな同じ
話す事までもどれも卑猥なら
お前には蹴りをくれてやる
裁判所でもどこでもどうぞ
そう私はバイオレンス
私はアナーキー
この信念は日本刀のひと振りのように
知識による冒涜は認めない
知識による冒涜は決して認めない
ただ感性が誘う方向へ
複数の方向性へ
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進む世界が全て絶望なんて事はない
知って知るなんて事はごめんで灰色に呼吸を置く
見上げる太陽は恐ろしいが月には極上の喜びで泣ける
そいつは生意気な問題さ
彼はジゴロを気取りたいだけ
進んでゆく世界が全て真っ黒なんて事はもうなくて
知って知るなんて事はごめんで灰色に呼吸を置く
歓喜は今、悲劇的に
一番恐ろしかったものは一番の楽しみに
そいつは生意気な問題さ
彼はあの頃ジゴロ気取ってたって訳
なぁ あんた
這い上がってくる俺を蹴り落とすなんて事は二度としないでくれよ
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軟体動物がくねくねと
やっぱり急所は頭でトドメを刺すのは難しい
無くなったと思った時に動くのは力がいるだろう
リズムダウトの涙
リズムダウトの言葉を越えていけ
フェイクでも悪あがきでも凍らせたっていい
無くなったと思った時に動かすのは力がいるだろう
軟体のみみずがくねくねと
トドメを刺すのは簡単の様だ
みみずリズムダウトに入る
死するその瞬間
虫はもう一度だけ飛んだ
先延ばしにされた死に無言
リズムダウトの涙
リズムダウトの言葉を越えてしまえ
フェイクでも悪あがきでも凍らせたっていい
無くなったと思った時に動くには力がいるだろう
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一本の骨はやがて銃となり人類は雑食を極める
害敵なき矛先は完全に同種だけに向く
第二、第三のベルリンの壁は分け隔てなく立ちはだかりあの素晴らしい崩壊は意味を亡くす
白と赤の国では色事が主軸となりこの先世代の蜂起は望めない
恐れを知らぬ開拓者達にガイアの報復を憎む事は許されない
これらは全てにおいての感覚の欠落を意味する
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好きにすればいいよ
空はこんなにも青いんだし
誰とだって恋すればいい
僕はジャックパーセルを履くけれど
オールスターにだってひもを変えるぐらいの個性ならある
僕はいつだって部屋にいるから
誰とだって恋すればいい
好きにすればいいよ
空はこんなにも青いんだし
誰とだって恋すればいい
ドイツなんかに行きたくなくて
フィリピンに行きたいと言う
僕はいつだって部屋にいるから
誰とだって恋すればいい
僕は正直忘れたし
あなたは覚えてると言う
オールスターにだってひもを変えるぐらいの個性はあるね
好きにすればいいよ
空は青い
誰とだって恋すればいいさ
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ハローハル 久しぶりに君に会えたよ
ハローハル 赤い目は美しい
ハローハル 君の声は美しい
ハローハル 君の声は恐ろしい
ハローハル 無意識の孤独なんだね
ハローハル 君と友達になれないよ
ハローハル 君を嫌いになれないよ
ハローハル
ハロー
全て順調だよ
歌を歌う事も
off
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流行らない縦笛を振り回せばチンピラにからまれ
前衛気取りの鼻っ柱はあっとゆう間に折られた
ガレキの上に立つブルトーザーを宮殿と勘違い
家に帰っても身にならないギターを何時間も鳴らすだけ
いつだって優しい子だよ
目でも耳でも良すぎるって事は時に悲惨で
スリリングな落下を楽しめる
その隙に空の間を殴り飛ばしたい
突き抜けて突き破って光速
消し飛んで消し飛ばしてブラックホール
ポンプ売りのガキ俺の目を見ろ
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黒が昼間もよりも深い
インド
レイバンをかけたチンピラ
粘土のような大きな塊
フランス
俳優似のバイヤー
容器いっぱいのパケを取り出す
オーストラリア
ホームステイの学生達
手馴れた様にジョイントを巻く
黒が昼間より百倍も深い
黒が昼間より千倍も深い
深い
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ジャンクフードを私に
すぐにでも飛び出せそうなんだ
レコードプレーヤーのスイッチを入れて
髪の毛を縛ったから
湧き上がるイメージとはっきりと見えるカラー
だから
ジャンクフードを私に
お喋り好きには喋らせときな
風船に針を刺したり四季を数える事の方が私には重要
早く
早く
速く
ジャンクフードを私に
金ならない
どこにでも飛び出せそうだよ
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夕時
ポケットに手を入れてゆるい坂を登る
人びとは皆それぞれ
犬を連れる人
自転車に乗る人
缶コーヒーを買う人
手をつなぐ人
足がその風景にゆっくりと入る
赤い空には飛行機雲
すれ違う人もそれを見ていた
あぁ
ウォークマンを忘れてきた事にようやく気がつく
「悪くないかもね。」と誰かさんが一言