真っ暗闇で鳴るは音楽残光は緑色の目の玉猫の目のように残る月に向かって真円のべースをスラップ 聴覚は部屋中に冴え渡り登りつめては落ちてゆく砂時計の砂のようにああその中だけに絶頂をその時生きる喜びを主よ人の望みと喜びとは我が主はミューズ達それこそが私の性だろう我が主ミューズに一生涯の忠誠を我が主ミューズに一生涯の破壊と想造を
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