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霧緋の部屋


[2] 待ちぼうけ
詩人:霧緋 [投票][編集]

あなたの温もりが消えたこの部屋で
帰りを待ち侘びていた

きっと帰ってくる
いつものように『ただいま』って
優しく頭を撫でて笑ってくれる

小さな体に孤独を背負い
一人残されたこの部屋で
外からドアが開くのを待っていた

僕の後ろには
優しく笑うあなたの写真
僕の後ろから
お線香のニオイ

足音が聞こえる度立ち上がり
窓を開けてあなたを探した

安い布団に転がれば
大好きなあなたのニオイがした

僕を抱いて優しく笑う
もうあなたは写真の中にしかいない

気が付いたのは大人になってからだったよ、お母さん

2006/08/08 (Tue)

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