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空白の部屋


[132] 無限なる有限な思考
詩人:空白 [投票][得票][編集]

早すぎた

目覚めの日に

甘やかされて

僕らは時々

流されて流されて

忘れてしまう

無理なく

無理矢理に

紙一重を

何枚も重ねて

望みすぎて

望みすぎて

聴こうとしない

落ちていく

有限なる

時の砂

間違いすぎて

間違いすぎて

もう何もかも

わからない

正解なんか

欲しくないのに

求めすぎて

求めすぎて

数値と数字に

急かされて

急かされて

ねぇ

何をそんなに

急いでいるの

何が欲しいか

わかっているの

そう聞いたのは

誰の声だったか

優しくて

優しすぎる

意地悪で

意地悪すぎる

矛盾なのか

正論なのか

本日も僕は

悩みすぎて

悩みすぎて

前が見えないのです

2007/02/01 (Thu)

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