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空白の部屋


[2] 金糸雀
詩人:空白 [投票][得票][編集]

歌を忘れた金糸雀

詩を忘れた私

金糸雀は籠に

私は街に


ある時私は
はやしたてる人たち
に質問をした

金糸雀は
何のために
存在している
のですかと
もし歌を歌うこと
ならば
彼女は金糸雀なのかと

私の問いに
誰もが笑い
去っていく

私はただ
金糸雀に

聞いてみたかった

君は
声を無くしたの


歌いたくないの


君は
金糸雀なの



君にとって
歌はどんなものと

聞いてみたかったんだ

2006/09/08 (Fri)

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