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空白の部屋


[53] over
詩人:空白 [投票][得票][編集]

喉を絞って
出る声が
どれほどのことか

言葉は
何処までも
届くというのは
嘘っぱちで
言語の壁は
越えられない

数えるのが
億劫なほど
ヒトは溢れて
学術的な
繋がりしか
無いのだと思う

わらわらと
目の前にある
問題点に
うんざりしながら
それでも

退廃が
空気中に
散布されて
久しいが

限りなく
無力な

限りなく
無意味な

言葉少なな
僕の言葉で
伝えたいこと

2006/09/20 (Wed)

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