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花を手折っては
眠る貴方ノ上に。
崩れ去った記憶と空想は
もう手には届かない哀しき砂城
ならば…冷たく眠る貴方ノ亡骸抱きしめて。
その唇にそっと触れて
朽ち果てるまで眠ろう。
この身体が灰になり 風に舞うその日まで。
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死を与えられないある吸血鬼の憂鬱。
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悲しみならば…殺せばいい。
そう言い聞かせ強くなってきた。
誰も僕を攻撃できなくなった。
僕は腫れ物を触るかのように遠ざけられて
孤独という名の自由を手に入れた。
でも。
それは今は苦しみ。
手に入れたのは壊す力ばかりで
大切に思うヒトを守る力ではないと
気がついてしまったから。
臆病なだけの僕は
今日も届かない貴方の笑顔を見つめ。
そして誓うのです。
明日は
誰かに微笑むことの出来る人間になろうと。
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恋はしてないですが。
誰かに微笑める人間にはなりたい今日この頃。
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指の間をキラキラと零れていった想いは
いつの間にか積もり重なって
その重さに心が押し潰され始めていました。
“恋”してしまったのだと気がついたのは
貴方がなんとなく言った言葉からです。
知ってました。貴方があたしを
友達としかみてないこと。
それを壊そうとするあたしは
貴方にとってはToxic?
恋してしまったと気がついたのは先週の水曜日。
恋させようとしてるのは今のあたし。
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友の恋バナを聞いて考えた詩。
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まもなく幕は開いて
この舞台に光が降り注ぐ
月の光は舞台上の僕と貴方を美しく照らすだろう
此処は約束の場所
君の死刑宣告が執行され
君の亡骸が芸術として飾られる場所
此処は終焉の場所
君という存在が僕というエゴに殺されて
その命失い消えてく場所。
君のアリアは空を切り裂き
僕の鼓膜を引き裂いて。
僕のナイフは君を切り裂き
君の心臓切り裂いて。
それはあまりにも浮遊し荒廃した夢想。
輝く君を殺したいという夢想オペラ。
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グロイのが駄目な方・・すいません。
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空が飛べたらなってずっと思ってた。
いつも一人で空を見上げては
ずっとずっとあきもせずに眺めた空を
飛びたくて仕方なかった
今はね。
空は飛べないんだってわかってる。
あたしの背中には羽根はないし
鳥みたいに生きるなんて出来ないから
飛行機に乗ってやっぱり雲を眺めれるだけなんだ。
でもね。
君に恋して。
あたしはまた空が跳びたくなっちゃった。
君の眼に映る空を
あたし太陽みたいに輝いていたいな・・・。