もう古い話ですけれど。

あなたが愛した人と。

お友達になって。

私が知らないあなたを。

知りたいと思ってます。

どんな恋をしてきたのか。

興味がありますわ。

私に優しく微笑んだりするから。

もう。

私は。

たまらず駆け出してしまうの。

振り向いたあなたが。

笑ってくれれば。

それだけで。

私の幸せは足音立てて近づいてくるの。

地下鉄の車両。

椅子に座って眠る。

あなたを見つけた。

起こさないように。

そっと隣に座った。

端から見たら。

私達は恋人同士。

だったらいいのにな。

また泣いてる。

必死で涙隠すとき。

あなたはずっと窓を見てる。

景色じゃなくて。

ガラスを見てる。

誰かを写して。

私じゃない誰かを写して。

町を歩いて。

すれ違ったあなたを見た。

少し泣きそうな顔をしてたのはなぜですか。

そうやってまた私の胸を悩ませる。

報われない恋をするくらいなら。

早く私の元に来てください。

あなたを好きでいられる時間は。

あとどのくらいなのでしょう。

あなたを好きでいられる量は。

どのくらいなのでしょう。

あなたを好きだという想いは。

誰にも負けてないのに。

風が私のコートに悪戯をして過ぎ去っていきました。

この季節になったんだと実感します。

あなたが好きな冬。

あなたより。

一足先に。

雪景色。

楽しんできます。

お土産はチョコと写真と。

あなたの顔の雪だるま。

一面の銀世界に足りないものは。

雪を喜ぶあなたの笑顔。