詩人:片岡 いつみ | [投票][編集] |
恋の終わりくらい。
華やかな理由が欲しいわ。
その場限りだけでも。
私があなたを愛した何年間かを飾る。
華やか過ぎる理由が欲しい。
だから。
Last Night Moonlight Ballads.
こんな最後の夜だからあなたを困らせてみたい。
詩人:片岡 いつみ | [投票][編集] |
中学生の頃。
好きな人へのラブレター。
誤字がないように。
ワープロで書いていた。
「ちにとくにかいもちとな」
どこか分からないところを押したら。
思いを込めた暗号文。
思わず噴出したあの頃の恋。
詩人:片岡 いつみ | [投票][編集] |
あなたがいつも見ている未来は。
私の見ているそれとは違うんですね。
でも。
諦めたりはしませんから。
噛み付いてでも。
離れたくはないんです。
詩人:片岡 いつみ | [投票][編集] |
あなたを好きでいられる時間は。
あとどのくらいなのでしょう。
あなたを好きでいられる量は。
どのくらいなのでしょう。
あなたを好きだという想いは。
誰にも負けてないのに。
詩人:片岡 いつみ | [投票][編集] |
町を歩いて。
すれ違ったあなたを見た。
少し泣きそうな顔をしてたのはなぜですか。
そうやってまた私の胸を悩ませる。
報われない恋をするくらいなら。
早く私の元に来てください。