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[20] 最初で最後の嘘
詩人:blue [投票][得票][編集]

小さな命
私の身体の中に
それは突然やってきた

動揺と不安の中に
揺るぎない幸せ

この子をこの手に
抱きたい…

けれども
それは許されることのない現実

毎日…
悩むだけ悩み
泣くだけ泣いた

誰にも打ち明けることはできない
一番信頼できた
あなたにさえも…

あなたに言ったことあるよね

もし間違ったとしても堕ろさないって…

私はあなたに嘘はつかないって言ったよね

だから
私は『嘘』をついた

今でも私の中に生きてる

きっと
この子を幸せにしてみせるから許してね…

2005/11/26 (Sat)

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