詩人:チューリップの花束 | [投票][編集] |
プライドとかそんなものは意識しないのだが私は焼餅焼きだ
それがここ最近よくわかった
上辺ではその人を認めてるとか言っちゃっても本心は真逆
自分では何の役にも立たないくせに人をうらやんでばかりいるのが実際だろう
考えてみれば凡庸なのは自分も全く同じ
非凡な人なんてそうそうな割合では存在しないからこそ非凡と呼ぶのである
その幸運がとても羨ましい
でも翻って自分に何が出来るのか?
その人は心地のよさや安心を与えたのだろう
気分よく楽しい毎日を過ごしているだろうあなた
自分にその人以上のことを出来ないのなら何の意味もない
いいところまで来たような気になった時だってあったが今はどうしようもなく感じられ諦めに支配されている
そもそも高望みをするようになったことが誤りなのだ
最初は夢にも思っていなかったことが手に入るかもしれないと少し思うようになっていた
そのことが間違いなのだろう
その人を認めたくない、認められない
それでも、冷静に考えて自分だってそんなにいいものではない
同じ時間を重ねていったことは嘘偽りなく楽しく自然で幸せな体験だったが、それは自分だけが見た幻だったのだ
本当であってほしかった!
しかし全部幻想だったのだろう
そんなことがあるはずもなかった
どうして
どうして
どうして...駄目なのだろう、神様
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籠に入った鈴虫を売っていた
涼やかで美しい声が気に入り飼い方などを調べてみる
彼らが羽をする鳴き声は高音(周波数4500Hz)で人が出せる最高音(3400Hz)より高い
そのため電話やICレコーダーなどで伝えられる周波数を上回っているそうだ
つまり声を聞きたければ現物に会いに行くしかないらしいのだ
言葉だけじゃ物足りなくて君の声が聴きたくて会いに行こう♪ってやつか
何でも目の前の本物が一番いいに決まってるよね
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誰もがその人のことを真っ白な恋人だとイメージする
確かにそういう面もある
妖精としか思えないような美を纏った人
だから声や写真が出てきてご当人に間違いないだろうと考えられた際は仰天ものだった
裏での活動は全く常軌を逸していたのだ
いやいや、別にいいですけど、あなた何やってんですか?みたいな
今でも信じられない
人は自分の人生を自由に生きていいものだが人間って誰でもこんなに表裏があるのだろうか
自分は自分のことしか本当にはわかりえない
変わっているなあと他人を指差す本人の方が、実際少数派なのかもしれない
白く黒い動物、それが人間なのか
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愛すべきひとを愛すと言った
虚しいけれど、それでいい
こちらにはどうにもならないこと
馬鹿にされたことも悔しくはない
夢見た未来が実現しないことは残念だがそれがこっちの実力だ
何度も諦めた当然の結論なのだ
散々回りくどい言葉で振り回した挙句の予期した結末
しかし何かの結果を見たことは幸いなのだろう
何年もかけてやっとわかることだってある
答えがわかっておめでとう
便りなしの世界はすでに想像もできない位寂しいけれど、それが望む未来なのだろう
その狂った羅針盤が示す先に幸運がありますように
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==Chocolat Blanc Et Langue De Chat==
純情で甘くいつまでも初恋のままのようでいたいと言ったのだろう
でも、ちょっと熱くなりすぎると突き放す
熱すぎるとどうしても駄目なようだ
それが層状になり地層のように堆積した
それがあなたとの距離感でした
あなたはあなたのことを考えるだけで
私には自由にしたらと言う
茶飲み友達程度にはよかったの?
それならそれでいいよ
幻の白い恋人
==Chocolat Blanc Et Langue De Chat==
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怠惰じゃないですよ?
いつでも見てた
飽きもせず8年近くね
必ず毎日動画検索してた時期もある
自分にとって興味と研究は同義語だったよ
そっちはもう飽きたからおしまい?
一抹の寂しさは残るけど、少しくらいは楽しめたの
だったらいいけど...
短い人生、楽しまなきゃね
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暫くぶりの人からの便り
ぱっと花が咲いたように心を照らす
寂しい心に一筋の光明
どうにか生きていける
人生山あり谷ありが当たり前
マニュアル通りなんて何事も面白みがない
自然は我々が考えるよりもずっと逞しいもの
我々も物事をたやすく諦めては駄目だ
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君も人間なんだね
基本人間離れしてると思ってるけど、でも悩んだり弱気になることもあるんだ
本来ゴールで待ってるべき人が匙を投げた
いいよ、僕はそれでも
君にとっての僕と僕にとっての君は違う
僕は今までのすべての手紙で満足している
確かに、全部まぎれも無い君の言葉だったから
醜さを見られることはないし、ただこのままここにいればいいというなら僕はいるけれど
でも、君は何も無理はしないで
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いつか一緒にサンドイッチ食べたい
夢の中でだけでも良いけど、そんな夢を夢見る
たまにほんとに君の夢を見るけど
デートとかの夢ではなくて君は少しはなれて仕事中だったりする
だから夢見る夢はデートの夢
森の中散歩して動物たちとも話をする
きのこ探しもするから鼻の利く君のわんこも一緒にいく
川で魚とってバーベキューもする?
それとも魚と一緒に泳ごうか?
狂った頭の中には色とりどりの花が沢山咲いているよ
君は治って本当によかったね!
僕も大丈夫だ、治癒の希望は捨ててないよ
僕なら大丈夫
心配無用だ
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耳鳴りのような蝉の声か
蝉の声のような耳鳴りなのか
僕の頭の中は焼け焦げてゆく
ジリジリジリと太陽が肌を刺す
君はほんと何考えてるの
その道はどこに続くのだろう
答えが知りたいわけじゃないけど
わざと問題を難しくしてるのは何故
君はずるいからゴールで待つと言う
この難問を解いた人がくす玉を割ると
耳鳴りのような蝉の声か
蝉の声のような耳鳴りなのか
僕の頭の配線は熱でショートして
ジリジリジリと心は焦れたまま
君はずるいからゴールで待つと言う
この難問を解いた人がくす玉を割ると