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チューリップの花束の部屋


[137] 孤独なクリスマス
詩人:チューリップの花束 [投票][編集]


暖炉の前に赤い大きなソックスをさげた
たとえばKとかRとかのイニシャルが書いてあるもの
大きなツリーの脇でギターを手にして歌っている姿
目の前にはクッキーや鳥の丸焼きラザニアなんかも焼きたてで出てくる
楽しいね、人生ってほんっと最高だね
これは努力の成果だから
君が幸せなのは喜ぶべきこと

対する僕はひとりで生きるのだ
意味があるのかないのかは知らない
それでも仕事しかやることは無い
これはこれで充実している
人々の役に立っているという自負さえある
孤独はさぶい
けれどそれはそれでひとつの生き方
少しでも心に灯をともすべく
孤独な心にクリスマスのデコレーションを
寒い中にも一抹の温かさをみたいな皮肉っぽい飾りだ
今、そんなような気持ちを思い出した

http://www.architecturendesign.net/hospital-christmas-decorations/

2015/12/15 (Tue)

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