詩人:チューリップの花束 | [投票][編集] |
こんなに好きって聞こえて
その相手にジェラシー燃やす
そんなことあるはずがないと思い込んでいたけれど
もしその相手が紛れもなく自分だと仮定するのなら
この関係はすでに現実だ
私はあなたが誰かを知っていると言う事実をあなたが知っていて
それでも好きだというのは告白に等しい
ただ空に言葉を放っているのとは違う
そして、私はあなたの言葉を受け
私もだと伝えた
これが何千回繰り返されれば顔を見つめて一度話すより強力だ
それはずっと何年だって気が変わらなかった強い糸で結ばれ
1回1回同じ相手にお互いを認識した上で伝えている
夢は現実を凌駕しうる
それを信じよう
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