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チューリップの花束の部屋


[37] 君は先に逃げてもいいんだよ
詩人:チューリップの花束 [投票][編集]

僕もあの時のこと考えてたんだ
今更考えても無駄なことだけど
あの時、乞われれば無謀なことでも君のところに行ってた
何もかも捨てて駆け出してたよ
純粋な気持ちひとつを持って

でも君はすぐ賢者になってしまった
やっぱりそんなことがある訳ないかって僕は勘違いに気が付いた
裏切りもそれが裏切りではなく当たり前のことなのだと段々はっきりしてきて
現実を現実として認めた

今でも、君が何一つ僕に言わなければ昔のことは昔のこととして忘れられるのに
どうして君は送信をやめないのだろう
試しているの?結果は出ているのに?
僕の結論は聞こえたよね?
恐くなった訳じゃないけどでも僕じゃ駄目なんだ
君は出来ることはする人だ
出来ないからこうなったんでしょ?
来世への伏線が今必要なの?
行動には何かの意味があるはずだ
それが何かを見つめている

でも僕もちょっと辛い時もある
君も幸せなんだけど辛い時もあるのだろう
苦労を共にすると言ったけど
先に重荷を投げ出すのはきっと僕ではない

2015/03/07 (Sat)

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