詩人:珊瑚 | [投票][編集] |
シトシトシト……
降り続く雨 止まない雨
こんな日はつい一人部屋で考え事をしてしまう
君は今どうしてるのかな?
君は今なにを考えているの?
「君」のことばかり
浮かんでは消え
浮かんでは消え……
「もう振り返るのは止めた」
そうじゃなかったの?
…でもやっぱり…
気づくと自問自答を繰り返している自分がいる
こんなことやめなきゃ…
どんなに考えても想っても
君には……届かない
君はもう私を見てくれない
笑ってくれない
どうして?涙が出てくる
どうして?胸が苦しいよ
どうして?今すぐ君に会いたい――
どんなに振り切ろうとしても
君は…君の存在は私にとって
とても
とても
大きなものでした
詩人:珊瑚 | [投票][編集] |
心の中の華が一輪散った
『友情』と言う名の
小さくそれであって大きい華が
静かに…
ひらひらと…
あんなにも仲がよかったきみと
今は口をききもしない
私はこんなことが起きるまできみを
信じていた
大切に想っていた
なのに
きみの些細な一言で……
人間って小さくて弱いものだね
『ウザい』とか
『キモい』とか
そういう言葉だけで人を
嫌いになれる
きみと私はそんなに浅い関係だった?
割と長かったよね?
…でもそうなんだ
これは変えることのできない「事実」だから
友情ってこんなに簡単に崩れ落ちるものなの?
もしそうなら私は
そんなちっぽけで
もろい友情なんて…
…いらない
だから
「バイバイ」
詩人:珊瑚 | [投票][編集] |
この想い君に届け――
そんなの身勝手、無責任。
本当は伝えたい。
伝えたいの。
君に
君だけに
『大好きだよ』
の言葉を。
でも言葉はでてこなくて
周りの人達をも巻き込んだのに
結果はでなかった
ださなかった。
私が迷ってる間に
君はどんどん遠くに
深い霧の向こう側に行ってしまって…
置いていかないで
またいつかみたいに笑ってよ!
そんな心の声は聞こえるはずもなく
私だけ一人ポツンと。
ただ一緒にいたかった…
ただ笑い合っていたかった……
ただ…それだけなのに…