目が合えば動き出す　触れるだけで加速する　時はまるで無いもの　あるのは　この小さな世界　そこに居る君と僕　それだけで十分　想いを超えて　美しさなど無意味になるほど　魂で引き寄せ合う　

嘘をつくつもりも　隠すつもりも無いのに　だけど無意識のうちに　人に話したくない過去があって　自分が心を開かないから　人も心を開いてくれない　人が本音を言わないのは　僕が本音を言わないから　

最後に　笑って死ねるか　いろいろあったけど　まあまあでも　生きてきて良かったと思えるか

相性は最悪　いつも喧嘩ばかり　優しい言葉も　甘いムードの欠けられもない　互いを責めるように　互いに自らの為だけに　激しく　獣のように　荒々しく　ぶつかり合い　強く燃える

どんなに美しくても　愛されなければ意味が無い　愛されなければ　ただの飾りだよ

秋の夜長　虫の声　君の寝息　いつまでも長くていい　いつまでも　いつまでも　長くていいから

言うことは　まるで実況中継　そこに意志はない

優しさは弱さ　人に優しくしたのは　自分を守るためだった　怒らないのも言わないのも　自分を守るためだった