詩人:猫のあし | [投票][編集] |
朝 眠い目を擦ってカーテンを開ける
一緒に背伸びをして おはようと言う
そんな何気ない幸せな朝を
何年も迎えられた
朝ごはんを食べて コーヒーを飲みながら
休日には 一緒にどこに行こうか相談した
決して豊かではなかった毎日
君と幸せな一日を迎えられただけで
あんなに幸せだったんだよ
朝を大切な誰かと迎えられる
最高の一日だよ
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辛い事ばかりだった
苦しい時期がずっと続くと思ってた
その生活も
もう幕を閉じる
ずっと一人だと思ってたけど
ずっと私の帰りを待って
傍にいてくれた
喧嘩もしてくれた 一緒に寝てくれた
一緒にご飯も食べてくれた
どんな時も
帰りを待っててくれた
そんな君も
もういない
新しい生活を始めるときは君がいてくれた
もう君はいない
一人でここを出る
辛いばかりだと思ってた生活の中で
楽しかった君との生活が浮ぶ
一人じゃなかった
君がいたから
苦しい時も楽しかった
寒い日も暖かかった
暑い日の夜のお散歩も楽しかった
君がいてくれてよかった
一人暮らしが終わる夜
君の思い出と眠るよ
とても幸せな夢が見れるから
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秋の夕方
やらなきゃいけないことはあるのに
何もできなくて
やる気にならなくて
なんとなく外を眺めて
一日を過ごした
空はずっと雲がかかって
家は電気をつけないとなんとなく暗くて
のんびりの過ごし方も分からなくなっちゃったなと
何をしていいのか分からないまま
どんどん夜が深くなる
夜はなんとなく眠れなくて
明日が来るのが憂鬱で嫌で
でも、いつの間にか眠っていて
朝になってる
そんな毎日
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君がいなくなってもう2か月が過ぎたね
あれから色んな事があって
季節は暑かったのが、寒くなって
長袖を着るようになったよ
君といた時より忙しくないから
家でお料理をすることが増えたよ
時間があるから、君にこれをしてあげれば良かったな
とか
今ならいっぱい一緒にいてあげれるのにな、とか
そんなことが頭に浮かぶよ
一人暮らしじゃなくなったのに
君がいなくなったら
一人になってしまったような気持ちになるよ
君が好きだったぬいぐるみもひざ掛けも
まだ家にあるよ
君がまだいてくれるようで
持ってると落ち着くんだ
君は天国で
兄弟や仲間と 楽しく遊んでるのかな?
もう歩きにくくも痛くもないから
皆と楽しく走り回ってるのかも
そう考えると 少し救われるんだ
してあげられなかった事の方が多いけど
一緒に過ごした時間は
かけがえのないものだよ
いつまでも
幸せを祈っています
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いつもより寒い日
朝はゆっくり起きて
カーテンを開けた
今日は雲がかかって暗い
あまり気分も明るくなれない日は
ゆくり暖かい飲み物を飲んで
外を歩く
慣れない景色
慣れないお店
何だか 過去が懐かしくなってきちゃうけど
あと少し あと少し
何か見えてくるはず
ゆっくり
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朝コーヒーを飲んで窓を開けると
少しいつもより冷たい風が頬を撫でた
もうこんなに寒いんだ
過去に生きるのは良くないと言うけど
先へ進めない時は
過去の自分を少し振り返るのも良い
あの頃の気持ちを
あの頃見た景色を
もう一度見たい
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振り返ると
思わず目を背けたくなるようなことばかりの過去
一番心に残るのは
もっと優しくなりたかったってこと
でも また同じような思い出が出来てしまった気がする
どうしてもっと思いやれないんだろう
優しくなりたい
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書くことが大好きだった昔
詩を書くのも
日記を書くのも大好きだった
でもいつからか
恥ずかしいとか、難しいとか
色々考えて書けなくなった
あれから何年も経って
もう一度同じようなものを書こうとしても書けなくなった
何とか頑張った仕事も 守ってきたものも
苦しかった生活も
今なら よく頑張ったねって言える
これからは やりたい事をえらんで
やりたい事の為に何かを選ぶ
本当にやりたい事を知る
どういう生活をしていたいのかを知る
自分の人生を歩くために