ホーム > 詩人の部屋 > 猫のあしの部屋 > 一人暮らしの終わり

猫のあしの部屋


[155] 一人暮らしの終わり
詩人:猫のあし [投票][編集]

辛い事ばかりだった

苦しい時期がずっと続くと思ってた

その生活も

もう幕を閉じる

ずっと一人だと思ってたけど

ずっと私の帰りを待って

傍にいてくれた

喧嘩もしてくれた 一緒に寝てくれた

一緒にご飯も食べてくれた

どんな時も

帰りを待っててくれた

そんな君も

もういない

新しい生活を始めるときは君がいてくれた

もう君はいない

一人でここを出る

辛いばかりだと思ってた生活の中で

楽しかった君との生活が浮ぶ

一人じゃなかった

君がいたから

苦しい時も楽しかった

寒い日も暖かかった

暑い日の夜のお散歩も楽しかった

君がいてくれてよかった

一人暮らしが終わる夜

君の思い出と眠るよ

とても幸せな夢が見れるから

2024/09/24 (Tue)

前頁] [猫のあしの部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -