詩人:CHAOS | [投票][編集] |
その病
どうしても
治してあげることが
できない
その苦しむ呼吸に
ただ
ただ祈るだけしか
できない
1人ぼっちにしないで…
ただ
ただ待つだけしか
できないんだ
「もう大丈夫だよ」
その言葉を…
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そろそろ夕暮時
ほら…
もぉお帰り
お遊びは終わり
そんな
飽き疲れた声が
聞こえてくる頃…
強く繋いだはずの手は
簡単に離れていく
とても
簡単にな…
そしてまた
傷口が開きはじめる…
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母が背におう
幼子に
「おつきさまが
綺麗だね」
と静かに語った
あの日から…
濁った地球
淀んだ社会で
欲の人混みに
生きた
それでも
今夜一報
母にメールを送る
「母さん
月が綺麗だよ…」
人はきっと
そんな繋がりで
あったかくなれる…
それだけで
いいんだろうな…
それだけが
いい…
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強欲に物ばかり
造り誇り人間
便利を競い無駄ばかり
造り誇り人間
果ては
汚染だのエコだの
温暖化というのは
自業自得なんだろな…
植樹などまでは
行けないが
心に一本
樹を植えてみようか…
毎日水や洗剤や油の
使い方を考え
自分だけの心の木に
なるべく綺麗な
水を与え育てみよう
どんな木が育つか
分からないが
一本だけでも
地球に
恩返ししてみるか…