此ノ蜥蜴は
尻尾を斬り捨てる

其ノ蜘蛛は
足を斬り捨てる


己を守る為に…


人は…


人は何を


捨てられるんだろな…

みてはぃけなぃ
夢だと

わかってたんだ…

夢はやっぱり
夢でしかなぃと


叶えよぉもなく
届かなぃ想いが

思ったょり
真面目だった自分を
嘲笑う

この世に

真実など


なければいぃのに…

いっそ
悪魔になりきって

己の為だけに
生きられたら
傷みはしなぃ…


いっそ
天使になりきって

他人の為だけに
生きられたら
傷みはしなぃ…


なりきれねぇから


いつも

傷だらけの

人間だ…

慎ましく
燃ゆる赤

冷たき空気を
含む空

孤独に毒を
潜む花火



雨と夕焼け
秋連れづれと

彼岸花…

何をしていても
涙が出てくる

それでも
これが傷だとは
思わねぇ


独りだってな

幸せを願うことも
愛することも

きっと

できるさ…

何事も何故にも
始まりがある

継続する

というのは
難しいもの

それは
長ければ
永いほどに…


-継続は力なり-

何が凄いって

正しい

そう思える
信念にあり


正しいからこそ
続けることが
できるんだろな…

人間様は

難しく単純であり
純粋で矛盾である


めんどくせぇなって

ほら…今宵の月が

…笑ってる…

ただ笑っていられた
あの日の笑顔を

取り戻せるのは
何時だろぉか…


恋には
戻ることなき愛

こんな哀しい場所に
居たくない…



こんな哀しい場所に
居たくない…



痛いのは

世界ではなく


命であるというのに…

何年何月何日から
何年何月何日まで


…って
愛の契約をしたら



期日までは必ず

愛してもらえるだろうか…