詩人:CHAOS | [投票][編集] |
そろそろ夕暮時
ほら…
もぉお帰り
お遊びは終わり
そんな
飽き疲れた声が
聞こえてくる頃…
強く繋いだはずの手は
簡単に離れていく
とても
簡単にな…
そしてまた
傷口が開きはじめる…
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その病
どうしても
治してあげることが
できない
その苦しむ呼吸に
ただ
ただ祈るだけしか
できない
1人ぼっちにしないで…
ただ
ただ待つだけしか
できないんだ
「もう大丈夫だよ」
その言葉を…
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世界に社会が
しがみつき
狂いはじめてる
人は人でなくなる
時代が
面を剥がし
鬼の顔を
見せつけている
社会に犯された鬼に
昨日笑ってた友が
殺されてゆく…
次は
誰の番だ…
誰のせいでもなく
世界にも社会にも
誰にもしがみつくな
今だからこそ
しがみつくべきなのは
強き自分自身に
しがみついていけ…
底力の春は
必ず訪れる
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世波が高く
生き辛い
働を失う代償は
億に値する者か
死に値する者か
生きること
たったそれだけが
できなくなったのは
誰のせい…
絶対
自分を責めるな
死に値する者など
いてはならない
所詮他人事であり
波紋の中で
無言でいるしか
できないが
春がくることを
祈る…