詩人:CHAOS | [投票][編集] |
え?
ちょっと待てや
お前が悪いんじゃねぇの?
間違ったのお前じゃね?
『誰が為に誰が故に』
あれ?
俺か?
ちょっと言い過ぎたよ…
ごめんな…
『己が為に己が故に』
なんだよ…
泣くなよ…
な?
お前も
謝りたかったんだよな
『認める強さと
許す強さ』
たったそれだけでいい…
『誰が為でなく
己が為でなく
優しき言の葉』
ごめんな…
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何を想い
何を背負い
生きて 逝く
人々よ…
誰一人として
同じ人生ではなかろう
背負ったものに
想いは深かろう
されど
生き急ぐことはない
何も 急ぐことはない
人々よ…
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寂しい…
傷に染みる
酒の肴に
月見上げ…
上手くいかない
もどかしさと
戦いながら
人は涙しでかくなる
秋は何故か
特に寂しい
迷いの闇に
とり残されたように
光がまだ
見えない
泣けてくるほど
哀しい月…
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もう少しだけ
頑張ってみないか?
あと少しでいい
進んでこいよ
ほら…
急がなくていいから
もう少し
こっちへおいで…
また少しだけ
頑張ってみろよ
な…
ほら…
こっちへおいで…
聞こえるか…
君の前には
いつも希望がそう囁き
君を待っているよ…
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寒いからと
自分の上着を
かけてくれる
自らを車道側へと
代わり歩いてくれる
重たい荷物は
持ってくれる
ほんの
些細な気遣い
何年経っても
当たり前と思っちゃ
いけないよな
いつも
ありがとう
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なんて我が儘
なんて勝手な奴
そう思って下さい
今宵ふった思い出に
泣いてんのは
どなたでしょう
愛唱え
胸焦がれ
感情を抱き
夢描いた日々共
さよなら
溺れる前に
飽きられる前に
嫌われる前に
そして
あたしである為に
ふったあたしも
泣いております
ごめんな…
せめて
二人語った音だけは
忘れないでいて…
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一日一日忙しく
過ぎる時の中
何をしていても廻る
あたしの思いは常に
あなたに向けられてる
今頃はあなた…
何処かにあなた…
誰かとあなた…
一日一日忙しく
過ぎる時の中
少しの時でもあなたは
愛しくあたしのことを
思ってしまうなんて時が
あるのでしょうか…
本当のところ
自分の気持ちさえ
分からないけれど
きっとこれからも
結局あなたを愛しく
思うあたしなのです
こんな些細な
疑問さえも…
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赤ちゃんの
手の平のよう…
貴女の手に
小さな椛を
乗せてみた
嗚呼、いつか
貴女の手に
僕の赤ちゃんの手を
そっと優しく
重ねてくれませんか…
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夜は味方
麗しき月影よ
非情線造りて
人間を睨む
独り唄うは
声嗄らすまで
懲りない恋の
夢うつつ…
愛を恨み
愛を喰らい
愛を拒み
愛を慈しむ
今宵の月に
潤ます瞳
綺麗なさよならなど
あるものか…
夜の闇間
笑顔の裏に
隠した涙は
誰が為…