騒々しく　流れる風は
波を荒立てるでしょう
　
碧い海に　月は唄う
アタシの舟は　脆いのでしょう
　
泣きたいくらい　会いたくて
苦しいのは　何故でしょう
　
　
愛しさに満ちる想いを
何処に棄てられるのでしょう
　
何度でも流れる涙
貴方に届くこともなく…
　
揺られる舟は　はかなく
ゆっくりと沈みゆく中で
　
波に響かせ　微かに
　
漂う　月の唄

手の中に握ったものは
大切にしたい…

真実なのか
分からない

水面にゆれる
月のように

不安定に
嘘であっても

いつでも終わりに
迷いながら

不器用な
猫の鳴き声さえも

あたたかく
見守りたくて


この手の中に
握ったもの

たとえ儚くとも
たとえ嘘でも
たとえ涙流しても

この時を
大切にしてみたいんだ

教えるも
教えられるもない

お互いが
教えられあっているんだな


生きていると必然
世の中の常識や
人としてのモラル
いろいろなルールがある

一生懸命頑張っても
分からなくなる時がある

何も…

でもな
分からない時こそ

そこにある
我慢を頑張ってみぃ

我慢を頑張れたら

いつか
大切なことが
見えてくるよ

何処までも
血は濃く

繋がりは
絶つことができない

親と子

恋人から夫婦になり
夫婦から家族になる



何処までも
愛は深く

血の繋がらない
義親であるなら

親と子に
ならなくていい

愛があれば
家族でいられる

家族の前は夫婦
夫婦の前は恋人

恋人の前は
一人の人

血は何処までも濃く
家族は血よりも深い

縛られてんじゃねぇ




守られてんだ

もし リセットボタンが
あるなら…

とっくに押してるかもな…

やり直しが出来ない
時の流れに

正しいのか
間違ってんのか

どうすればいいか

迷いつつ

人 一人だけの
感情なら
自己中に我が儘でいい

でも 生きてんなら
一人じゃない…

感情は一つじゃないからこそ
迷いつつ

守り 守られ
思い 思われ

生きていくんだ


今日もな

そうだな
失ったものは
大きいよな

でもそれで
得た何かは
かけがえのない
大切なものになるよ

いろんな気持ちが重なる

戸惑い 不安 臆病な迷い子

人が見えず 人が解らず

何かを掴もうともがき

見失い 無くし 泣いて

残ったものは

嘘と 涙と 無



早く出ておいで
そこには もう 何もない

君のスタートは
これから築く

人を見て 人を受け入れた時
君は人として受け入れられる

落ち着きのない季節
思春期に さよなら

いつの間にか

こんなに好きで

いつの間にか

大きな存在

愛してると

伝えたいけれど

愛してると

云えない

云わないであげること



それが

精一杯の愛

雨あがり

雲間から射し込む
あたたかい光を
見つける

そんな小さなことに
安らぎを感じられるくらい

心に余裕をもてたら

きっと明日は
笑えるんだろうね