詩人:CHAOS | [投票][編集] |
何かを知っていても
直感で確信したとしても
全てを解っていてもな…
言葉にできなきゃ
事実にはならない
動きださなくては
何も知らない
そして
何も解っちゃいないのと
同じだ…
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人の情は
書かれていない
会社の規定や
社会の法則
それを忠実に従う
正しき大人が
余裕のない目で
子供を育てている
前を見てるばかりの
優等生より
ちらりと横を
見てしまう方が
人間らしぃんじゃ
ねぇのか…
規定や法則に
人の情を失い
あったけぇ感情が
消えていく
愛とはそこに
あるというのに…
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如何が…
いばらの中は
痛いもの
まだ始まったばかり
明日に望むのは
嫌んなってきたよ
どぉでもいぃことに
寄り添って
絡まる苦難を
否定してんだ
嗚呼…
魚のヒレにつかまんなよ
海渡り越え波に溺れましょ
猫の尻尾にとびつきなよ
邪れ愛を演じてろよ
カラスの眼にだけ映してよ
真実が何を知ってるっての
アタシの手を離さないでよ
どれほどの愛だっての?
オシエテ…
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雪…
夢と現実の狭間
幼い頃に
殺していた
記憶の断片が
甦った…
思い出しては
いけない記憶…
己以外の全てが
いつも無垢に思え
何故か謎めいた人だと
見られることがあり
そして
己の死はきっと
自殺だろうと
感じてきた
その答えが…
記憶に隠されていた
これ以上の悪が
存在するのだろうか…
また殺して
闇に隠さなければ
ならない
降り続ける
雪に…
この
碧い記憶…
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何も見たくなかった
そして
何も見ようと
していなかったことに
気づいた
傷を抱えたまま
死を選ぶ者の傷は
癒えることはない
生きてこそ
傷を癒すことが
できるってな…
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運命なんて
信じちゃいねぇ
現実主義だ
でもな…
もしも
俺の人生に
たった一つだけ
運命というものが
あるとしたら…
その唯一の
一つとは
あなただ…
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多くを
望みすぎた
大切なモノを
失うのは
分かっていた
はずだろう…
沢山の想い出は
置いていけるのに
あなたの想い出は
置いていくことも
できないのだろう
大切なモノは
ひとつだけ
正しい答えは
分からないけど
僕はとりあえず
ひとつだけを
持つべきだ
そして
神を植え付けた
あなたの存在を
想い出に
背負うとしよう…
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40分…
あなたの寝息を
黙って聞いていた
寝ぼけて
起きるまで
40分…
少しでも長く
同じ空間を
漂っていたくて
あなたが
目覚めてくれるまで
40分…
無言でも
嬉しかったんだ
40分間の
電話ごし…