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作幸の部屋  〜 投稿順表示 〜


[11] クセ
詩人:作幸 [投票][編集]

あれ以来あたしは疑り深くなって
気持ちの大きさをはかるクセがついた

好きならこうするはず
そんな法則をいくつもでっちあげ
それをものさしにはかるクセ

足りない 
  
標準に満たないと始まるもう一つの癖

恋愛の禁句は得意分野
出てくる言葉は遠慮なしに冷たい
だから心まで冷ましてしまったんだ

自分で決めた法則にもう振り回されたくない
このまま走れば振り切っていけるかな?

もし振り切れなかったとしても
せめて君だけにはあたたかい言葉の癖を

2008/11/06 (Thu)

[12] 嘘になるという呪縛
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あの日々は嘘じゃない 
うまく完成させようとしてたのに何かが足りなかった
つけ忘れた つけ過ぎた 素材が合わなかった
だから未完成でだめになった ただ ただそれだけ

そう言い聞かせても許せないんだ
この気持ちだけでも完成させないと収まらない

次の作品のためのステップになんかしたくなかったのに
壊れても何度でも修復するつもりだったのに
この出来栄えに見切りをつけてしまった

今のあたしはあたしの中で許されない
本物っていうのを信じたいから
いや、理解してないからだね

2008/11/06 (Thu)

[13] 初心
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簡単に手に入っても維持させることは困難
同じ自分だし 同じ相手なのに
どうしてこんなに難しいんだろう

ずっと嬉しいままで感謝を忘れずに当たり前に思わなければ
きっとあたしたち一緒にいられる

なぜこんなに難しいんだろう

ねぇ 馴染んでくのは嬉しいのに
慣れていくのがすごく怖いよ

まだあの頃の面影が見える?
あたしから探し出せる?

2008/11/06 (Thu)

[14] ジレンマ
詩人:作幸 [投票][編集]

近づきすぎるとうざったい
ハリネズミのジレンマ
針と針がぶつかり合って
仲良くなりすぎるといつもそう
イラついた感情が身体を支配する
離れたらちゃんと寒くなるのか?
人間同士ってやつよ

もっと大きな心で
自由に見れたらいいのに 
許せたらいいのに

こんな針じゃ誰とも寄り添えない
きっと針を持ってるのはあたしだけ

傷つけてもいいと
思える日まで離れよう

心は遠くから そう遠くから 
君のこと想うよ
あとは感情に委ねて眠ろう

2008/11/06 (Thu)

[15] 褪せる
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思い出は薄れていく
忘れないよう思い出すけど
知らず知らず薄れていく
思い出だって時と環境によって
脳の中で変わっていくんだ
何一つ同じじゃいられない
変わらない思いなんてない

でも今日町を歩いてたら
あなたの匂いがして記憶が蘇った
一瞬だけあの頃に戻ってきた
いるはずもないあなたを探したよ
あの頃みたいに

2008/11/06 (Thu)

[16] 愛情の形
詩人:作幸 [投票][編集]

愛情の形ってどれくらいあるのか
人によっても違うし自分の中でも新しく生まれる

軽い愛 重い愛 束縛の愛 野放しの愛
週1しか会わない愛 週5デートする愛 殴る愛 抱きしめる愛

でもあたしの中ではいつだって重いのが正解
重くなれなきゃ物足りない
連絡しなくても平気な気持ちなんていらない
採点は抜き打ちで日々更新中

2008/11/06 (Thu)

[17] 距離感
詩人:作幸 [投票][編集]

ワガママになってしまうのが怖くて
3歩進んでは2歩下がる付かず離れずの心
感情が近づく度にまたワガママに1歩前進
だから感情は控えめにして
言い過ぎたりすることがないように
それは失礼なことじゃない
全部見せ付けることだけが
仲良しってわけじゃない
距離感は凄く大事

ワガママを甘えという風に捉えてくれるから
その大きさがあたしにも伝染するんだよ

2008/11/06 (Thu)

[18] くっつき虫
詩人:作幸 [投票][編集]

くっついてしまったら離れるのが怖いと思った
だから夜は自分で制御して少し離れて眠った
本当はくっつきたかった
1ミリの隙間も作りたくなかったけど
離れるのが怖くて離れて寝た
完全に心を許せない臆病者

始めて寂しい距離感を感じた

こんな制御や自尊心なくっていい
離れるのは今だって変わらず怖いけど
近づきたい気持ちの方が勝ちそうだよ
怖いんだ
でもくっつきたいんだ
君ともっと

2008/11/06 (Thu)

[19] なみだ
詩人:作幸 [投票][編集]

何が悲しいかわからないまま泣いていたら
そんな事もわからないのが悲しくてまた泣いた
傍観すれば見えそうだけど感情に振り回されている今
あたしにとってそれはとっても困難
感情が一気にいくつも出すぎなんだよ

気づいてほしいのに涙隠して
何もない平地で一人躓いてる
こんな性格に飽き飽きしてるのは自分自身
誰に言われなくたって変えたほうがいいのは百も承知
そう、君に言われなくたってわかってる

2008/11/06 (Thu)

[20] 依存(はまり)
詩人:作幸 [投票][編集]

付かず離れずが秘訣ということを頭に入れて
どこか線を引いてバランスとってきたのに
いつの間にか笑顔の中うっすら消えていった線

それからというと
存在を感じれないと不安でいっぱい
小さなことで嫉妬して自分でもうんざり
感情のコントロールができない
○と×の狭間で葛藤の嵐
どんどん嫌いな自分が出てくる
あまり君を想いたくない

君に迷惑をかけなければ
どれだけ苦悩してもいいのだろうけど
不安はぶつけてしまうし嫉妬も隠せない
こんな出来損ないの気持ちは
なくなってくれないかなぁ

2008/11/06 (Thu)
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