詩人:作幸 | [投票][編集] |
ほしいほしいって手を延ばして
手に入ったら邪魔になって
好きだと思ったら嫌いになって
ねぇ それじゃないでしょ?
本当に欲しい物だけを残していったら
残る物はいったいどれだけあるんだろう?
身が軽くなれば大切な物も守りやすくなるのに
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あたしにとってあなたは都合が良くて
近くにいたらきっと優しさに甘えてしまう
だから寂しいけど一人でいなきゃね
お願いだからもう近寄ってこないで
あなたが離れていっても
あたしは追いかけない
離れるくらいしか出来なくてごめんね
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進むべき道のコンパスを
心に合わせると情に流されてしまう
だから必ず頭に合わせるの
そうすれば一時の感情で流されないから
そうすれば自分を嫌いにならないから
心が叫んでも仕方ないなら
振り向いても何もないなら
自分のため
未来のため
振り返るのはもうやめよう
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好きな人と一緒にいると匂いが移って
手や髪や洋服からいい匂いがする
真空パック出来るといいんだけどな
匂いなんて分身でしかないんだけど
匂いを身体中いっぱい吸い込んだら
あたしの血液に溶けて一緒になれるんだ
なんてちょっと幸せな気分になるから
これからもその匂いでいてよ
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こんな二人になっちゃったから
素直に出会えた事を喜べないの
傷ついただけの出会いだったじゃない
悲しみしか残ってないよ
それでもまだ番号を消せないのは
このままで終わらせたくないから
君の事は幸せのカテゴリーにしまいたい
詩人:作幸 | [投票][編集] |
動機は不純だけど一緒に居たかった
一緒に居たら心地良くて仕方なくて
不埒な愛情だけど君が好きだよ
ジェラシー感じるくらいにね
いっそ独り占めさせてよ
思ってたよりも君が必要みたいなんだ
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名前を呼ばれることに執着はなかった
なんて呼ばれたって良いと思ってた
呼ばれたいとも思わずにいた
手を繋ぐことに執着はなかった
引っ張ったり、はぐれなくて便利だけど
触れたいとは思わずにいた
あなたに出会って
新しい自分に出会って
嬉しいような恥ずかしいような
あたしの五感をおびき出すのは
大好物のあなたです
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湯たんぽのお陰でお布団の中がぬくぬく
足下から徐々に暖めて全身へと周る
暖かいと心までほっとすんだ
あれ?ちょっとだけ君に似ている?
身体溶かして心まで溶かして
…君の温もりには勝てないや
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なんでこんな風になったのかわからない
もうあの頃には戻れやしない
あたしに出来ることは消化することだけ
振り返らずに想いを断ち切るだけ
その度消化不良で痛くって
まだまだ時間が掛かるみたい
「一緒に暮らそう」
まだ他の物は食べたくない
詩人:作幸 | [投票][編集] |
愛してる
何度も耳元で囁かれたけど
どうして届かないんだろう?
そこじゃないんじゃない?
言うべきポイントは
そこにいないんじゃない?
本当のあたしは
奥の方で小さくなって
誰にも姿を見せた事はない
早く早くあたしを見つけて
本当はあたしも人を愛したいの