詩人:三連符 | [投票][編集] |
不吉な予感を連れて
君の嫌な奴が
黒い囁きを
落としていこうとする夜
窓を開けて
冷たい風を
送り込んでごらん
恐怖を撃退してあげる
風はいつでも
君の味方だから
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一番痛むから
一番気になってるくせに
一番触れたくなくて
目に映るたび
ただのオブジェみたいに
或いは
当たり前にある
郵便ポストと同じように
気にも止めず
知らん顔していた痂
思い切って
ひっ剥がして
醜い傷口を消毒すれば
見ないふりするたびに
心が痛むこともないのに
何故か触れられない
痂…
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少し人生の軌道修正を
する羽目になり
押し寄せる日常
することの集積
かなりくたびれて
求めた休息
もたれた肩に
君の背中を探して
落とした溜め息
君は僕じゃない誰かに
押し潰されてやしないか?
君が痛くない凭れ加減を
知ってるのは
僕だけだから
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僕の気力の栄養の素は
君なんだ
君が居るから
僕は辛いことも
乗り越えていきたいと
願う
だから君は
立ち止まらずに
大海原を
泳ぎ回っていて
どうやら僕には
君が必要だから