詩人:日月子 | [投票][編集] |
冬の雨の音
空気中の
けがれや雑音
全部
吸い取ってくれる
今何て静か
目を閉じて
私の頭の中にも
降って
あなたへのもの以外
全て吸い取って
光る銀の糸の
他にはなにも
後は
濃い暗闇だけに
しちゃって
下されば
今宵
よく眠れるのに
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いつだって僕らが
思い描くのは
荒唐無稽な恋の夢
青い空のblanket
裸足で
蹴り上げる
偉大なる先人たちの
夢のありかに指を伸ばそう
心奪われるその手触り
掴みかけてまた詞を書こう
I so bRASH"
ぬるいゼリーな日常
自分の得物で夢を切り出す
Why U so bRASH"?
大人になれと
人は言うけど
止まらないスライド
上がり続けるテンション
手を差し出して今
世界中が恋人
Oh I so bRASH"
分かってるだろ
タダノオンガク
それこそが全て
It goes on...
詩人:日月子 | [投票][編集] |
自分で組み立てた
一万個の星空
部屋じゅうに撒き散らし
寝ころがる
ざらりとした光の
点々の沢山を
星空と認識する
生命のしくみよ
オリオンなら簡単
蠍座はちょっと大変
ほら と
何故 貴方の声
今 よみがえる
忘れていた
知らなかった
この温かな涙の存在
ちいさな部屋に
撒き散らした
無数の光の粒を
星空
と想う
私の
小さな宇宙にも
識らず
貴方の星が
存在していた
識らず
未だ
存在している