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日月子の部屋


[16] 曇り空に胸が
詩人:日月子 [投票][編集]


冬に
閉じ込められて

想いがまだ
自由になれないでいる


素直に
泣けなくて

心がまだ
苦しんでいる


あのひとの
笑顔の記憶や

散歩道
日陰で見つけた花


あんなにも

無邪気に
幸せになれた
のに



また冬がきて

同じ道
同じ匂い



曇り空に胸が

凍えて痛む



2003/12/02 (Tue)

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