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日月子の部屋


[31] 日と月の物語
詩人:日月子 [投票][得票][編集]

月曜の朝やけを
二人で独占


"おやすみ"と
"おはよう"を
重ねあわせて

眩しい目を擦り
夢とまどろみを
貴方に手渡し


前髪が愛しい


疲弊したテンションから
ぽろぽろ零れだす

剥き出しの
愛の言葉に

静かにパニック

なんて
物騒な目覚まし


さ迷う指先
貴方の意識は
眠りの岸辺へ

呟きが
途切れたら


しっかりと
引き継いで
立ち上がり

地球を廻しはじめる

2006/03/01 (Wed)

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