詩人:るどるふ | [投票][編集] |
僕の右手には剣
弱い僕を隠すために振り回すばかりの剣
僕の左手には盾
臆病な僕を守るための不格好にデカイ盾
こんなままじゃだめなんだ
こんなままじゃ誰も救えない
誰にも救われない
だから変わろう
僕の右手には剣
大切な人を傷つけるものを打ち破る剣
僕の左手には盾
掛け替えのない人達を守るための盾
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君が道に迷うようなことがあれば
この言葉を思い出して
迷うも何もそこに道なんてない
よく見てごらん
君の前にあるのは鬱蒼と茂った未開の地
君の後ろにはいくつもの君の足跡に沿ってできた道
君がかき分けたそこからが道なんだ
とりあえず歩いてみなよ
迷子になんかなりっこないさ
ぐるっと左回りで元来た道に戻っても
そん時は笑い倒したらいい
いつだって自信持って歩いていこう
君からが道なんだから
君だけの道なんだから
詩人:るどるふ | [投票][編集] |
子供のころ
大切な宝物をいっぱい詰めたおもちゃ箱
ビニール製のヒーロー
ブリキのロボット
ボロボロのグローブ
どれもそれじゃなきゃ意味がない
たった一つの大切な宝物がいっぱい詰まってた
今はもうどこにしまったか忘れてしまったけど
今でも変わらない
僕には
それじゃなきゃ意味がない
たった一つ宝物をいっぱい詰まってたおもちゃ箱を
心の中に確かに持ってる
入ってる宝物は変わっても
掛け替えのない物でいっぱいになったおもちゃ箱を
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君のためなら死ねる
僕は君が好きだから
そんなわがまま言えない
僕は僕のために君に死んでほしくなんてないから
生きて一緒にいたいから
僕はそうありたいから
僕は君のために死ねない
僕は君のためにも死なない
詩人:るどるふ | [投票][編集] |
やっぱりできないものはできないね
だから無理はしちゃだめさ
分際をわきまえるってことは悲観的な言葉じゃない
足下をよくみなよ
周りを見渡してみなよ
しっかり自分の居場所が分かれば
君が行きたがってるそこにだってすぐに行けるよ
自分のできることから精一杯
少しずつ大きくなればいいさ
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ただ想いばかり走らせるような
そんな生き方を選んできたなら
悔やむことさえいとわずに
ただまっすぐ追いかけられた
息絶えるとき
それが多分この恋の終わりと知るよ
奪い奪われるだけが恋と思いたくないから
慎ましく身を引く想いも報われてほしい
よく見える目などいらない
耳を塞ぎたい
想いおもむくままに突き動かされていたい
周りの空気に流されぬように
自分を見失わぬように
今までの生き方さえも悔やんでしまいそうになるよ
奪われたら奪い返すほどこの恋に溺れたい
すべてを投げ出しあなたのもとたどり着きたい
いつか目が覚めた朝にそっと
涙する日があっても
偽りをねぐいさる勇気を今手にしたい
詩人:るどるふ | [投票][編集] |
君の声が聞きたい
ただそれだけで僕は眠れる
安らかな夢を見れるのに
君の声が聞こえない
このまま夢の世界に行くのはいやなんだ
どんな夢を見るかわからないから
ただ一言
君の「おやすみ」だけがあればいいのに
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今日は歩こう
ちょっといい天気だし
せっかく二人でいられるんだから
今日は歩こうよ
つい飛ばしちゃう君だから
二人の時くらいはゆっくりしてほしいんだ
目標めがけて走る君ほど強くはないけど
道端の花のきれいなのはちょっとは知ってるから
二人並んで歩く時にはいろいろ教えてあげるね
だから歩こう
これからもずっと二人で
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もし仮に
一分に一度何かを決めなくちゃいけないとする
それは将来の展望かもしれない
友達との会話の内容かもしれない
一歩目の左右の足でもいい
そうすると今の僕は
約1210万分の1の確率でここに生きていることになる
それは途方もない数字で
まさに今の僕は
奇跡に他ならない確率で僕をやってることになる
木も草も動物も人も
奇跡なんてこんなに近くに転がってるんだ
目新しいことに捕らわれて
僕たちは自分達の奇跡を忘れてしまってる
君が今君であることも
奇跡以外の何物でもないのに
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人生はバランスとタイミング
絶妙なバランス感覚と
チャンスを掴みとるタイミングを心得ること
間違っちゃだめだよ
バランスとタイミング
タイミングとバランスじゃないんだ
タイミングよくチャンスを掴んでも
バランスが悪いとすぐにだめになっちゃう
バランスがよければ
タイミングを掴み損ねても
何とかやってけるもんさ
だから人生はバランスとタイミング
なかなかむずかしいけどね