詩人:るどるふ | [投票][編集] |
曇り空はいつものことだから見るのはやめよう
なんてうつむくのはもうやめにしよう
鈍い日差しに影を背をわしちゃ
足元は余計に暗くなるだけ
よく見れば万の表情を見せる空を目を凝らして御覧よ
きっと新しい発見があるはず
少なくとも鈍い日差しが君の顔照らしてくれるよ
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さよならを重ねて僕らは出会った
数多の別れに感謝しよう
涙とともにありがとう
ようやく出会えた運命の人
僕を待つ数えきれないほどのさよなら
それはちょっと怖いけど
君がいるから平気
多くの人たちに二人で手を振ろう
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最終列車で君は君の街へと帰る
少し早めに着いたから僕も一緒に乗り込んだ
さよならの代わりに握った手
普段と変わらない会話しながら強く握り締めたよ
出発を告げるベルの音
このまま乗っていたいな
潔くドアをでる
君は窓を開けて笑ってた
明日また会えるっていってるみたいな笑顔
さよならの代わりに撫でた頭
ベルの音に負けないようにやさしく撫でたよ
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僕らは例えるなら
そう一本の棒
その棒を支える無数の棒
家族
友人
恋人
エトセトラ
その一つでも外れればバランスを崩す不安定な棒
だから僕は必死で願う
一本も欠けませんように
だけどそう願う先から一本、また一本なくなってく
その度に右にふらふら左にふらふら
僕はシガナイ一本の棒
一人どころかみんないないと立つこともできない一本の棒
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鳥が飛ぶことに
魚が泳ぐことに
どんな意味があるんだろう
意味なんてない
意味があることなんて意味がないことに比べたらほんと少ししかない
人が生きていくことにももちろん意味なんてあるわけがない
そもそも決まった意味なんかあったら
生きるとは何とも窮屈だ
生きなくてもいい
生きてもいい
それが一番健全な状態
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つきがきれいだぁねぇ
きょうはくうきがしめってるからかぁねぇ
つきがきれいだぁねぇ
こんなひはそとにでないほうがいいねぇ
かえってこれなくなりそうだぁねぇ
むしのねもきれいだぁねぇ
はるだからかねぇ
むしのねもきれいだぁねぇ
こんなひはそとにでないほうがいいねぇ
かえりみちがわからなくなりそうだぁねぇ
なにもかも
どうでもよくなりそうだぁねぇ
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不器用な君だから辛いんだろうね
それでも一生懸命だから耐えられないんだよね
人生に比べれば驚くほど短い
けど過ごした日々が今の君を教えてくれるよ
「がんばれ」なんて軽はずみに言えない
「好きだよ」ってまだ言っていいの
君を苦しめるくらいなら
君を支えていたい
なんて言ったらいいかわからないから
けど何か言ってあげたくて
聞こえるのは握り締めて軋むケータイの音だけ
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別れが悲しいと決め付けてるのは一体誰?
会えないけど君の笑顔を願っているから
いつの日かまたどこかで必ず会えるって信じてる
今日の『さよなら』さえも次の『こんにちわ』までのあいさつさ
そう何も変わらない
私は私
あなたはあなた
二人はいつまでも変わらない
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一緒に歩いてるつもりだった
確かに今は君のほうが早いかもしれないけど
俺だけ変わってないってそりゃひどくない?
僕らがくぐってきたいくつものドア
一緒に回したドアノブにかかった僕の手は
君には見えてなかったんだね
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あけすけない君の言葉
今のままでいいなんて絶対言わない
私も成長するだからあなたもね
甘えない
うつろわない
君の強さは時に残酷だけど
二人一緒にいるために必要なんだよね
甘やかさない
けど一人じゃない
だから一緒にいたいんだ