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るどるふの部屋


[19] 奇跡の所在
詩人:るどるふ [投票][編集]

もし仮に


一分に一度何かを決めなくちゃいけないとする


それは将来の展望かもしれない


友達との会話の内容かもしれない


一歩目の左右の足でもいい


そうすると今の僕は


約1210万分の1の確率でここに生きていることになる


それは途方もない数字で

まさに今の僕は


奇跡に他ならない確率で僕をやってることになる

木も草も動物も人も


奇跡なんてこんなに近くに転がってるんだ


目新しいことに捕らわれて


僕たちは自分達の奇跡を忘れてしまってる


君が今君であることも


奇跡以外の何物でもないのに

2004/12/19 (Sun)

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