知らない街の知らない人たちの中で僕は両手に抱えきれないほどの荷物を持って白い息はきながら痺れた手には荷物を食い込ませながらひたすら早足で歩いてた馴染まない風に吹かれてると僕だけ違うもののような気がして世界はつながっているからと夜空を仰いでみてもあぁここにはここに合った顔の空があるんだななんてことを考えちゃってまた行く先のちょっと前のアスファルトを見て歩きだしたさっきよりも少し早い足取りで
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