詩人:ちぃふぁん | [投票][得票][編集] |
立ち止まれば
彼らの足元に気付く
僕が立ち止まる中
彼らは歩き続け
栄光を築いた
ふと見上げれば
白い雲に気付く
幼いままの心が浮かんでいた
いつもどこかに置き忘れていた
純真無垢な心なんて
無くしたようで忘れてるだけ
記憶や間違った情報に
塗り重ねられてるだけ
いつも表面だけを見ていて
裏側や内側にあるモノを見ていなかった
視点を変える事が不器用な僕は
いつも何かを見落としていたのかもしれない
虫メガネや穴の開いたバケツから
または色の付いた硝子から
どこか比喩した現実を覗いていたのかもしれない
後ろを振り返れば
しがみついたままの子どもの僕が居た
次に何を行動するかなんて
分からないのが現実だ
Ha-ha-ha
指を銜えてただ見てるだけの人生なんて
つまらないから思い切ってみよう
ここいらでちょっと前に進んでみよう
「無理だ」「無駄だ」と叫ぶ人は置いといて
可能性や夢を追い掛けてみないかい?
悲観などばかりしていても
つまらないし楽しくないだろ?
辺りを見渡せば
僕と同じで懸命に生きてる人達が居る
僕みたいに
ただ馬鹿みたいに
楽しく生きているだけでも
人生に意味など無くても
別に悲しくなんか無いだろう?
側に居てくれる人が笑顔になってくれれば
それだけでも
僕にも生きてる意味があったってもんサ
立ち止まれば
自らの足元に気付く
彼らの栄光に捧ぐ
ふと見上げれば
白い雲に気付く
幼いままの心が浮かんでいる